ミネラルウォーターの硬度って何かご存知ですか? 硬度とはミネラルウォーターに、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルがどれだけ含まれているか(mg/L)の基準です。含まれるミネラルが少ないと軟水となり、日本の水の多くはこれにあたります。一方、ミネラルが多い水は硬水、軟水と硬水の中間にあたる水が中硬水と呼ばれています。硬度の算出基準や分類基準は国によって異なりますが、日本では次の式が一般的のようです。
硬度 =(カルシウム量mg/l×2.5)+(マグネシウム量mg/l×4)
日本の料理には軟水、肉の煮込みなど西洋料理には中硬水~硬水
軟水(硬度:1~100mg/L)
日本の水の多くはこの軟水にあたります。 ミネラル分は少なめですが、飲みやすく、風味を損ねないのが特徴です。都会の水がどうしても合わない、おいしくない!という方が、飲料水として以外に炊飯用やお味噌汁用にミネラルウォーターを使っている人も多いみたいです☆- 昆布やカツオだしの風味を引き出す
- 日本茶、紅茶、コーヒー、ウイスキー等の香りを引き出す
- 粉ミルク。
- 炊飯にも向いている
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中硬水(硬度:100~300mg/L)
軟水と硬水の中間にあたるのがこの中硬水。ミネラルが適度に含まれるが、硬水より飲みやすいのが特徴です。- コーヒー/お茶類、ダシ取りも問題なし
- パスタをゆでる時
- 鍋物、しゃぶしゃぶなどに向いている
- 肉の煮込みなど臭みを抑え、煮崩れを防ぐ
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硬水(硬度:300mg/L~)
硬水のミネラルウォーターです。ヨーロッパの水は硬水が多く、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルを豊富に含んでいます。- スポーツ後/ダイエット中のミネラル補給、
- 妊産婦のカルシウム補給、
- 便秘の解消(サルフェートやマグネシウムの効果)
- アクが出やすくなり肉の臭みを抑え、煮崩れを防ぐので、ビーフシチューなどの肉の煮込み料理、スープストックに適している
- ※新生児は腎機能が弱いので硬水は与えない
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